毎週土曜日の話しあい
長引く喧嘩の果てに、夫から提案があった。
少しづつ、話し合いの時間を持とう。
いつも俺は何も意見を言わないといわれるから。
話し合いは、毎週土曜日になった。
夫から提示されたテーマは私のあぜんとするものが多かった。
・娘の受験
・(その翌週に)娘の受験
・将来のお金をどうするつもりか
・(その翌週に)将来のお金をどうするつもりか。
夫と話し合いを重ねるたびに、その反応、返答、全てに対して
頭の中で大混乱や絶望や失望やが起こる。
2週連続でお金をどうするつもりか・家にいつ入れてくれるのか
と聞いてこられた時には
夫に返答するべき言葉を失いながらも、脳内でずっと
死にてぇー死にてぇーと叫んでいた。
2週間でそんなに私の収入が増えるのか。
そこまでお金のプレッシャーをかけたいのか、それとも
話題がないのか。
とりあえず、病気療養した1年目、業務委託で修行した2年目、営業をスタートした3年目←いまここ、というステップを伝えた。
確かに夫にとってはもう3年目かもしれないが、
こっちからしたら事業をスタートしたのはこの1年の話しだ。
なんでずっと、いつ家にお金をいれてくれるの?と聞くんだろう。
頭おかしいのかな。
いや、病気療養の初年度からお金いつ入れてくれるのって生活費をくれてないのに言っていたし、老後のお金が恐怖で仕方ないんだろうな。
老後の恐怖にとらわれて、今目の前でパートナーを失おうとしている事に気づいていない。
娘の受験の話だって、普段は情報収集もしていないのに。
というか、そもそも金曜日の話し合いは、相互理解の時間を設けて
これまでの溝を埋める事なのに。
受験とお金って。
でもそれ以上に辛いのが、眠いと言って話し合わない事。
毎日深夜1時まで起きているのに、土曜日は不思議と10時には
眠くなるみたい。
いつも7時8時くらいに、不思議なほどに眠いから
今日は寝ちゃうかもと予告が入る。
そこからの2.3時間が、どれだけ私にとって
鬱の谷底に突き落とされる失望の時間なのか
わかってない。
というか、毎週失望を食らうこの罰ゲーム
鬱になるためにあるんじゃないか。ばかみたい。
お風呂で鬱になりながら、脳内では
そのことで喧嘩もしたくないし、棘が出ないように
土曜の話し合いをなくそうという言い方を一生懸命シュミレーションした。
あ、この言い方なら棘なく夫に伝えられるかも
そんな伝え方を習熟し、娘が寝たら言おうと思っていた。
が、夫は娘と一緒にベットに行ってしまった。
またタイミングを見計らうのもバカらしいし
明日、さらりと言おう。
話し合いや相互理解に期待するのはもうたくさん。
夫は私の事が好きではない。