私の家事を奪っていく
娘の中学校新生活が始まる1週間、私は出張で家にいなかった。
帰ってきて衝撃を受けたのだが、私がこれまで担ってきた家事のほとんどすべてが、
夫に奪われていた。
・娘の弁当作り(夫は自作弁当を会社に持参していたので、この延長線上で娘の弁当も作ることは合意だったが)
・朝夕の食器かたずけ
・洗濯
・洗濯ほし
・洗濯たたみ
・朝食づくり
・麦茶づくり
・弁当用の食材の買い出し
もともと夫がやっていたもの
・ごみ捨てのみ
突然、何の話し合いもなく、勝手に家事を奪っていった夫。
私への贖罪だろうか。
それとも、調停への布石だろうか。
いずれにしても、イライラが止まらない。
もし、贖罪なら。
全く分かっていない。
以前私がまだ話し合いを試みていた時に話していたことは、
二人ともフルタイム共働きであるにもかかわらず、家事育児のほぼすべては私(夫はごみ捨てのみ)、それにより、私のキャリアが棄損され続けていること。常に仕事に満足のいく時間を充てることができないこと。その間にも夫のみがキャリアを積み上げていくこと、家事育児のほぼすべての負担が私にかかっていることはあくまで家族というチームプレーの役割であって、夫が私に生活費を渡さないなどの特権乱用(実際に生活費を退職後当面渡されていなかったし、いさかいが起きた際に話し合いもなく夫の一存だけで生活費を打ち止めされた)は決してしてはいけない、ということ等などであった。
もちろん、家事ももっとシェアしたかったが、大切なのはそこではない。
でも、話し合いを徹底的に避ける夫には、その趣旨はどんなに伝えても伝わらないまま
時は流れていった。今も全く理解していないと思う。
そして夫は1年ほど前から、朝の食器洗いを勝手に始めた。フルタイムで働いていた時と違い、時間に余裕のある私は今、家事に全く困っていない。夫にシェアしてほしいとはみじんも思っていない。
困っているときに助け合える関係を求めていただけであり、夫が朝に始めた食器洗いは全く嬉しくない。むしろ「伝わっていなさ」にイライラさせられるだけだった。
今回も全く同様。
もし贖罪のためなら、愚かとしか言いようがない。誰が得をするのか。私は1ミリも嬉しくないし、夫がフルタイムで仕事をしている状態でのこの不自然な状態にバカらしさしか感じない。
もう一度言う。
イライラが止まらない。
吐き気がしてくる。
夫の家事を見るたびに、早く家を出たくてたまらなくなる。
もし、調停に備えているのであれば。
受けて立つ、それだけ。